島民は「離島割引運賃」で格安!? 徳之島から鹿児島へ飛行機でお得旅行
- marupost
- 2024年4月22日
- 読了時間: 4分
更新日:2024年5月10日

こんにちは。ゆいです。
徳之島に移住されたみなさん。「離島割引カード」の申請はお済みでしょうか?
移住してきたばかりの人も、徳之島にある自治体(徳之島町・天城町・伊仙町)に住民票を移したその日から、「離島割引カード」を申請することができ鹿児島県の離島への飛行機や船がいつでも割引料金で利用できるようになるんですよ。
◆「離島割引カード」とは?
「離島割引カード」の正式名称は「鹿児島離島航空割引カード」といいます。
「鹿児島県離島振興協議会」から発行されているカードであり、奄美群島振興交付金を活用して実施されている島民の負担軽減策です。

徳之島町のホームページではこのように説明されていました。
平成8年12月21日より実施されている割引制度です。平成26年7月19日からは奄美群島振興交付金を活用した「奄美群島航空・航路運賃軽減事業」実施により、さらに島民の負担軽減が図られました。このカードを利用すると鹿児島県内における離島間の航空運賃と航路(船)運賃が割引されます。
ようするに税金で飛行機や船の運賃が補助されています。
◆「離島割引カード」の申請方法は?
「離島割引カード」の申請方法は簡単です。用意する物はたったの2つ。
身分証明書(免許証・保険証・マイナンバーカード等)
縦3cm × 横2.5cmの写真
この2つを持って自分が住んでいる町役場(奄美市の場合は市役所)の窓口に行き、「離島カードを作りたい」旨を伝えると、その場で発行してくれます。
料金は無料です。
写真は自宅の白壁前で撮影した写真を縦3cm × 横2.5cmに切って持っていっても大丈夫ですよ。
◆「離島割引カード」の利用方法は?
空港の窓口で航空券を購入する場合は、離島カードを提示するだけでOKです。
JALのホームページに購入する場合は「対象者限定割引」の部分で「離島割引」を選ぶと、割引された料金が提示されます。


搭乗当日に予約を持って空港に行きます。
搭乗前にもう一度「離島割引カード」を提示することになりますが「JALマイレージカード」を持っている人は空港窓口で「離島割引カード」と「JALマイレージバンクカード」の紐付けができるので、1度紐付けしてもらえれば有効期限が切れるまで再提示不要です。
紐付けしてもらうと、タッチ&ゴーも使えるので便利ですよ。
◆「離島割引カード」の有効期限は?
有効期限は3年です。有効期限は切れる前でも役場窓口で更新ができます。
空港で有効期限が切れているのに気づいた場合、通常料金の支払いになりますので気をつけましょう。
※よく空港で「離島割引カード」の期限が切れている人が「離島割引料金で乗せてほしい!」と騒いでいるのを見かけますが、有効期限が切れていた場合は絶対に乗せてもらえません。有効期限には注意しましょう。
◆JALの離島割引運賃はいくら?
2024年4月現在の鹿児島〜徳之島間の離島割引運賃は15800円です。
こちら通常運賃の半額です。
この料金はハイシーズンでも一定で、ゴールデンウィークでも、お盆でも、年末もお正月も値段は15800円のままです。またフレックスと同じ扱いになるので、チケットは同じ区間であれば変更が可能。キャンセルも手数料無料で払い戻しができます。
またマイル積算も100%です。
その他の離島割引運賃は下記になります。
鹿児島〜徳之島 15800円
徳之島〜奄美大島 7900円
鹿児島〜奄美大島 14250円
鹿児島〜喜界島 14450円
◆離島割引運賃に子ども料金はある?
離島割引運賃に小児料金はありません。
3~11歳の小児が飛行機に乗る時も「離島割引カード」を提示すると15800円になります。
この料金は小児のフレックス料金29452円よりも約6000円近くお得です。
但し、搭乗までの日付にゆとりのある時のスペシャルセイバー料金では、13492円で購入できる時もあります。スペシャルセイバーはチケット変更ができませんが離島割引運賃よりも安くてお得な料金で買えるので予定が固定している時は、離島割引運賃よりもスペシャルセイバーの方がお得になります。
◆奄美群島に移住したら「離島割引カード」を作ろう

徳之島をはじめとした奄美群島に移住したら、なにかと島外に出ることも多いので、なるべく早めに「離島割引カード」を作ってみてください。
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